ブックタイトルかわさき市政だより

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概要

かわさき市政だより

全市版2015年(平成27年) 7月1日号No.1116かわさき市政だより03地域で子育てをサポートしている2人にインタビュー子育てに一生懸命なお母さんたちを支えたい未来さんも参加した、お母さんと赤ちゃんの交流の場「ホットほっと」。その立ち上げ当初から活動してきました。長年、たくさんの親子を見てきたので、小さなサインにも気付くようになりました。孤独な子育てをしていないか、悩みを抱えていないか…。子育て中の方を積極的に交流の場に誘い、地域とつながることを促しています。お母さんたちは目の前のことに一生懸命。でも、子育ては20年先にならないと答えが出ないと私は思っています。だからこそ、長年の経験から分かったことを伝えて、今、一生懸命なお母さんたちの支えになりたい。子育て支援に興味があるけれど迷っている方がいたら、ぜひ一度交流の場に来てみてください。お母さんたちと話ができて、赤ちゃんとも触れ合えて、やみつきになりますよ。「ホットほっと」には毎回保健師も参加プロフィールどうちん道けいこ鎮硅子さん2人の子の子育てが一段落した頃からさまざまなボランティア活動を行う。「ホットほっと」で15年にわたって子育て支援に携わり、現在は「こんにちは赤ちゃん訪問員」も務める市の主な子育て支援妊娠・出産から子育てまで、幅広い支援をしています。その一部の取り組みを紹介します。助成・手当妊娠中産前・産後両親学級初めて子どもをもつ妊婦とパートナーを対象に開催。出産・育児の講座、実習、参加者同士の交流など産前・産後の支援、相談など妊産婦の電話相談、育児の仕方を学ぶ子育て広場、産前・産後の育児・家事を手伝うヘルパー派遣事業、産後の母子が助産師のケア・サポートを受けられる産後ケア事業など赤ちゃん訪問赤ちゃんのいる全ての家庭を訪問し、地域の子育て支援情報などを提供妊婦健康診査健康診査費用の一部を公費負担する補助券の交付プロフィールあおき青ひでみつ木英初めて赤ちゃんに触れる6年生も光さん民間企業を定年退職する前から、民生委員児童委員など地域で活動。現在、中原区社会福祉協議会会長、中原区子育て支援推進実行委員会委員長などを務め、「こんにちは赤ちゃん訪問員」としても活躍中活動を通じて命の大切さを伝えたい核家族化や地域のつながりの希薄化によって、子育てを身近に見る機会が減りました。自分の子どもが生まれて、初めて赤ちゃんを抱っこする人も多いことでしょう。子育ての仕方が分からず、不安やストレスをためてしまう親御さんもいます。子育ての悩みを気軽に相談でき、親同士が交流できる場である「子育てサロン」を、中原区子育て支援推進実行委員会として各地域で開催しています。私の住む地域では、二つの小学校と協力して、6年生が赤ちゃんと触れ合う「命の授業」(写真)も行っています。赤ちゃんの温もりを体感することで、子どもたちは命に対する特別な感情を抱くようですね。命の尊さを感じて、情緒豊かな人に育つきっかけの一つになってほしいと思っています。0歳~就学前健診・予防接種など子どもの発育・発達の確認や病気の早期発見のための乳幼児健康診査、定期予防接種など育児のサポート地域子育て支援センターやこども文化センターなどを活用し、乳幼児と保護者が集まる場をつくるなど、保護者同士の交流や育児をサポート保育所、幼稚園、認定こども園保育所の利用を希望する保護者に対し、区役所で、申請する前段階からアフターフォローまできめ細やかな相談・支援などを実施。また、幼稚園や認定こども園により幼児教育を推進手当・医療費助成など児童手当や児童扶養手当の他、通院・入院医療費を助成する小児医療費助成など市の子育て支援の詳細はこちらをご覧ください市の子育て支援の詳細は、市ホームページ「かわさきし子育て応援ナビ」や区役所などで配布中の「かわさきし子育てガイドブック」をご覧ください。今回の特集では中原区の例を紹介しましたが、区ごとにさまざまな子育て支援を行っています。各区のホームページもご覧ください。子育て応援ナビかわさきし子育てガイドブック検索就学~こども文化センター・わくわくプラザ遊びや集団活動を通して、子どもの健全な育成を推進川崎市長福田紀彦「親になるなら川崎市」を目指して「かわさき市政だより」は、1949(昭和24)年に「川崎市市政時報」として創刊し、前号まで通算1115号を発行してきましたが、今月から紙面をリニューアルしました。今回のリニューアルでは、全てのページをフルカラーにするなど、皆さまの生活に大切な情報を分かりやすくお伝えし、また魅力ある紙面となるようにさまざまな改善を行いました。リニューアル後の第1号となる今回は、市の子育てに関する取り組みと、それを支える地域の皆さまをご紹介しています。市では、待機児童対策の他、さまざまな子育て支援に取り組んでいますが、それを支えていただいているのは、多くの地域の皆さまです。お父さん、お母さんが安心して子育てをするためには、行政だけではなく、地域社会のつながりや人材、資源をうまく生かし合うことが大切です。子育ての不安を解消し、安心して子どもを産み、育てられる地域社会を実現することで、少子化に歯止めをかけ、同時に、女性も男性も安心して働き続けることが可能になります。安心して子育てができるまち、「親になるなら川崎市」と言われるように、市では引き続き子育て支援に全力で取り組んでいきますので、ご協力をお願いいたします。「かわさき市政だより」の見方・・・イベントなどで特に記載のないものは無料、参加自由。参加の対象者は、市内在住・在勤・在学の人=申し込み、=問い合わせ先、直接=直接来所。時間は24時間表記です